
日本のクラフトビール
日本のビール市場が小規模醸造所に開かれたのは1994年です。免許に必要な年間最低製造量が200万リットルから6万リットルに下がり、いま「クラフトビール」と呼ばれているものはすべてその後に始まりました。大手4社と並べて、うちが仕入れている小さな蔵と、それぞれをリストに載せている理由を書いています。
15件の記事
- 2026年6月8日AGARA CRAFT:和歌山のライチ、みかん、山椒のエール和歌山ブルワリーの3本。どれも和歌山で実際に育つものから造られています。AGARAは和歌山の方言で「私たちの」という意味です。
- 2026年5月4日バラデン シャウユ・フーメ:ピートのウイスキー好きへ炭酸ゼロ、ピーテッドウイスキーの樽で熟成させたイタリアのビール。ラフロイグが好きなら、ビールグラスで出てくるいちばん近いものです。
- 2026年4月27日Japas マツリカ:ブラジル初の女性経営醸造所が造るジャスミンピルスナーマツリカはジャスミンのこと。日系ブラジル人の女性3人がブラジルで造っている、うちのリストで唯一、日本でもイタリアでもないビールです。
- 2026年4月13日バラデン シャウユ・キオケ:木桶で寝かせたイタリアのビール日本が何百年も醤油を仕込んできた杉の木桶で熟成させた一本。炭酸はなく、味わいはトーニーポートに近い。どちらにも理由があります。
- 2026年3月31日木内の雫:常陸野ホワイトエールを、二度蒸留する名前は「蒸留器から落ちる最初の一滴」。木内酒造は自社のホワイトエールを蒸留し、コリアンダー・ホップ・オレンジピールと共に樽で寝かせ、もう一度蒸留します。
- 2026年2月27日COEDO 紅赤・白・伽羅・毬花:川越のさつまいもから始まった醸造所1996年、川越のさつまいもでビールを造ることから始まったCOEDO。うちにあるのはその中の4本。アンバーエール、ヘーフェヴァイツェン、IPL、セッションIPAです。
- 2026年2月13日ライディーンビール:新潟・八海山の酒蔵が造るクラフトビール1922年創業、八海山の麓で日本酒を造ってきた八海醸造。ライディーンは、同じ軟水で仕込まれるビールブランドです。
- 2026年1月16日いわて蔵ビール オイスタースタウト:牡蠣の殻で仕込む黒ビール岩手・世嬉の一酒造が造るスタウト。三陸・広田湾の牡蠣の殻を使い、イギリスの古いスタイルを東北で復活させた一本です。
- 2025年12月26日黄桜 京都麦酒:宇治抹茶IPAと、ラッキードッグ1925年創業、京都・伏見の酒蔵が1995年から造るビール。宇治の抹茶で仕込んだインペリアルIPAがあります。
- 2025年12月5日伊勢角屋麦酒:1575年創業の餅屋が造るクラフトビール伊勢神宮への参道で、1575年から続く店。最初は参拝客のための餅屋と茶屋、次に味噌と醤油、そして1997年からビールを造っています。
- 2025年10月12日馨和 KAGUA ブランとルージュ:柚子と山椒で造るベルギースタイルベルギー酵母と日本の香りで組み立てられた2本。高知の柚子と和歌山のぶどう山椒。度数は高く、香り高く、ワイングラスで飲む設計です。
- 2025年9月5日Far Yeast Brewing:ヒノキラガーと、森と森ライスエール山梨の山あいの醸造所から届く2本。片方はヒノキで、もう片方は酒米と清酒酵母で造られたクラフトビールです。
- 2025年5月13日COEDO 狭山茶セゾン:お茶に合うのがセゾンである理由緑茶はたいていのビールを台無しにします。セゾンで成立するのは、セゾンの酵母がもともと胡椒のようで辛口だからです。お茶が持ち込むのは甘さではなく渋みです。
- 2025年3月9日常陸野ネスト:1823年創業の酒蔵が造るビール1823年創業の酒蔵、木内酒造が手がける常陸野ネストビール。伝統と遊び心が詰まった、その全11種をIzakaya Jurakuでご用意しています。
- 2025年1月15日エチゴビール:法律が変わったから存在している醸造所1994年まで、ビールを造る免許には年間200万リットルの製造が必要でした。それが6万リットルに下がり、エチゴはすぐに扉をくぐりました。
