2025年9月23日 · 文:Kiyo Darner · 約3分
ほうじ茶オールドファッションド:焙じた茶と、ラフロイグの霧
オールドファッションドは、いちばん古い型です。酒、砂糖、ビターズ、氷。隠す場所がないので、どこの店にもあって、その多くは記憶に残りません。
うちのはジャパニーズ・シングルグレーンと焙じた茶で組んでいます。よく聞かれるのは、いちばん最後にやることのほうです。
ほうじ茶は「緑茶っぽいもの」ではありません
ほうじ茶は、日本の緑茶を高温で焙じて茶色くしたものです。焙じるのは仕上げの一手間ではなく、葉そのものが変わります。
煎茶や抹茶を決めている青々しさは飛びます。代わりに来るのは香ばしさとナッツの感じで、「緑」と呼ぶ何かより、焙煎した穀物に近い。焙じることでカフェインもかなり抜けるので、日本では子どもにも夜にも出されます。
ウイスキーの飲みものとしては、そこが効きます。ほうじ茶が着地する風味は、樽がすでに置いている風味と同じ方向だからです。
構成
ベースは佐藤四季のシングルグレーン。まろやかで角がなく、何とも喧嘩しません。茶の下に敷くならそれが正解で、渋くて主張の強いウイスキーだと茶を潰してしまいます。
ほうじ茶はインフューズして入れます。だから上に乗ったシロップではなく、グラスに届く時点で酒の一部になっています。
ラフロイグは材料ではありません
最後に、ラフロイグ10年を液面に霧で吹きます。
ラフロイグはアイラで、ピートが強い。この飲みものに量として入れれば全部を持っていって、茶の気配がするスモークを飲むことになります。霧なら、液体には混ざりません。上に留まって香りになり、グラスが口に届く前に鼻に入ります。
レッドドラゴン・ジュースのグレープフルーツピールと同じ仕掛けで、理由も同じです。グラスの中ではなく、上に置くべきものがある。液体に煙を入れればスモーキーなカクテルですが、液体の上の空気に置けば、一瞬だけ焚き火の匂いがしてから、香ばしい茶のオールドファッションドになります。
いつ飲むか
正直、秋です。寒くなる季節の一杯で、気候が変わる頃に戻します。
メニューの重いほう、生ものや柑橘より、煮込みや焼き物に合います。角煮を食べているなら、タレの焼き鳥を食べているなら、このグラスです。
出ているときにカウンターでお声がけください。オールドファッションドは好きだけれど、どれも一本調子だと感じている方には、この形式の言い分になると思います。
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